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株式会社わくみーつ代表取締役 稲川久実さんからの応援メッセージ

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藤田美千子さんの『トレーニング用ハンドベル開発プロジェクト』クラウドファウンディングを応援しています!】

千葉県東葛エリアで、「柏ビジネス交流会」という、異業種交流会を主催している、稲川久実と申します。

藤田さんとの出会いは、たまたま藤田さんの事業拠点の近くで当交流会が開催され、参加者としてご来場してくださったのが始まりです。その後、会を気に入ってリピートしてくださり、来場者の方と親交を深めたり、個人的にイラストやパンフレット作成のお仕事をいただくなど、大変お世話になっております。

当交流会には、さまざまな業種の方がいらっしゃり、なかには音楽家の方もいらっしゃいます。

藤田さんも、ジャンル的には「音楽家」という枠に含まれるのですが、しかし藤田さんは、その枠に収まりきらない「フロンティアスピリット」がある稀有な存在だと思っております。

私はパンフレット作成をさせていただいたとき、イングリッシュハンドベルの成り立ちや、複数のメンバーが1ないし2音ずつベルを担当し、みんなで息を合わせて演奏するというユニークな特性を持つ楽器であること、楽器が思いのほか高価で個人で揃えるにはハードルが高く、学校などの公共施設でも、安価なミュージックベルで代用しているケースが多いといった事情を知りました。

交流会にいらっしゃった当時の藤田さんは、こうした事情で認知が低いイングリッシュハンドベルの素晴らしさを広めるために、何百万もするハンドベルを自前でそろえたとおっしゃっていました。私はそれだけでも十分にすばらしい起業家マインドだと思っております。

しかしまさかその後、ご自身で「ハンドベルを作る」という行動に出られるとは、まったく予想もしていませんでした。

ハンドベルに関わった人なら、「練習用のハンドベルがあったらいいな」と、一度は思ったはずです。しかし「無いなら作ろう」と思われたのは、藤田さんだけなのではないでしょうか。これはひとえに藤田さんのハンドベルに対する愛情と、業界全体の発展を願う広い視野があってのことだと思います。

ハンドベルになじみがない人には、いまひとつピンとこないかもしれませんが、このプロジェクトがどれだけ画期的なものかは、次第にわかってくると思います。

なぜならハンドベルは「みんなで息を合わせて、ひとつの音楽を作り上げる」という意味で、音楽分野にとどまらず、学校教育、メンタルケア、チームビルディング、レクリエーション等、様々な場面に有益な楽器だからです。

練習用のハンドベルは日本には無いそうですので、今後、「ハンドベルで何かをやりたい」と考える人が現れるたびに、必ず今回の練習用ハンドベルの存在が大きくクローズアップされ、藤田さんをはじめ開発に関われたみなさんのお名前を、何度も見聞きすることになるでしょう。

今回のプロジェクトは、開発に金属の専門家の福崎昌宏さん、特許出願に弁理士の金森靖宏さんも関われているとお聞きしました。藤田さんはこのお二方と、柏ビジネス交流会で知り合われたと伺いました。イノベーションが誕生する場に立ち会わせていただいたような気がして、交流会の主催者として、とても感激しております。

末筆ではありますが、プロジェクトのご成功を心よりお祈りいたします。

柏ビジネス交流会主宰

株式会社わくみーつ代表取締役

稲川

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